Mashup Awards実行委員会が主催する、Mashup Awards #MA10 の事前特別企画「オープンハードウェア ワークショップ vol.01」に、ハードウェア提供のスポンサーとして参加してきました。



開催概要

名称：#MA10オープンハードウェア ワークショップvol.01 by Mashup Awards
日時：
　day1　2014年3月29日（土）10:00～20:00　※9:30〜開場
　day2　2014年3月30日（日）10:00～18:00　※9:30〜開場
場所：メディアテクノロジーラボ（銀座）
住所：東京都中央区銀座7-2-6　リクルートアネックス1ビル　B1F
費用：1,500円
主催：Mashup Awards実行委員会
協力：株式会社リクルートホールディングス メディアテクノロジーラボ

イベントの詳細はこちらです。
また、当日のツイッターのまとめはこちら。


弊社は「mbedの紹介」というタイトルで、mbedの概要とどんなことが出来るのかを簡単に説明しました。

当日使用した資料は、 こちら からダウンロード可能です。
このイベントには以下の企業が協力しました。

• アーム（mbed）
• vinclu（vinclu）
• ユカイ工学（konashi）
• ArtifactNoise有限責任事業組合（Elpisガジェット）
• PHILIPS（Hue）
• アフレル（LEGO マインドストーム EV3）
• 合同会社ピグマル（FourBeat）
• Tempescopeプロジェクト（Tempescope）
• マイクロソフト（Microsoft Azure）

約20名の方が参加され、4チームによって5作品が制作されました。その中の、3つの作品でmbedが使用されました。

チームと作品の紹介

チーム名：チキンランチャー with ウィンクル
作品名：チキンランチャー「ガチ」
利用したハードウェアやAPI：ウィンクル、Arduino、サーボモーター、くまもん

概要：法律で禁止されている、決闘をサポートするガジェット。法律で定められる、「決闘罪ニ関スル件」に対応するサービス。従来は危険を伴うサービスを、安全に合法的に行えるようにサポートします。くまもんがカウントダウンを行い、素早くトリガーを引いたプレイヤーが勝者になり、銃に装着されたウィンクルが光ります。 現在は二人まで対戦可能で、今後は遠距離相手とも決闘できるようにしたいとのこと。 iPhoneアプリも用意中。ジャイロセンサで鳥が光ります。かっこいい！


受賞された企業賞：Vinclu賞

チーム名：おもひでほろほろ
作品名：Only Yesterday
利用したハードウェアやAPI：Tempescope、mbed、OpenWeatherMap API

概要：MA9ハードウェア部門賞のTempescopeをハックする！写真のexif情報から取得した日付・位置情報を元に、当時の天気を再現し、写真に合わせた音楽・光・香りをあわせるすることで、あなたの思い出を再現します。綺麗に光るカラーLEDが印象的でした。 「風と温度も感じたい」という要望には、「対応可能」と回答を頂きました。今後の進化に期待！


受賞された企業賞：Tempscope賞

チーム名：☆らぼ
作品名：T☆L PERC!
利用したハードウェアやAPI：Konashi、mbed

概要：どこでも人間をパーカッションにしてセッションできるサービス。大掛かりなな機械がなくても、iPhoneとこのデバイスさえあれば、いつでもどこでもみんなでセッションできます！スマホとkonashiを使い、人間パーカッションを実現しました。将来的には、握手で名刺交換も出来るようにしたいとの事でした。


受賞された企業賞：konashi賞、Microsoft賞

チーム名：こどもこまんだー
作品名：こどもこまんだー
利用したハードウェアやAPI：vinclu、Tempescope、LEGO Mindstorm EV3

概要：こどもがパパに気持ちを伝えるツール。こどもが新聞を読み、その日の天気予報をTenpescopeへ伝えられます。新聞を読むことを習慣づけさせたり（教育）、「指令台」にキャップを置くことで、簡単な操作でパパに連絡をとることが出来ます。パパとこどもの上下関係を逆にすることで、新しいコミュニケーションを生むユニークなツール。


受賞された企業賞：Elpis賞

チーム名：クラウド相撲
作品名：クラウド相撲
利用したハードウェアやAPI：LEGO Mindstorm EV3、FourBeat、mbed、Parse

概要：様々なガジェットを使用し、クラウドの向こうにあるロボットを操作して対戦ゲームを楽しめます。くまちゃんのぬいぐるみの内臓に組み込んだmbedの加速度センサ（X軸とY軸）、タッチセンサ（右手左手）を操作して遠隔地のプレイヤーと対戦が出来ます。FourBeat vs くまちゃんの対戦も可能。物理入力→Digital判定ではつまらないので、入力も物理、アウトプットも物理を実現しました。


受賞された企業賞：mbed賞、アフレル賞、FourBeat賞

最優秀賞

投票の結果、最優秀賞は3チームが同率一位だったので、今回の作品チキンランチャー「ガチ」で合法的？に決闘で勝負！！



勝負の結果、チーム「☆らぼ」が優勝しました。おめでとうございます。


最後に記念撮影！

所感など

ハードウェア提供企業として参加させて頂きましたが、次から次へと湧き出すアイディアと試行錯誤しながらモクモクと実装する集中力、時には他のチームと協力しながらプロジェクトを進めていく行動力を目の当たりにして、非常に刺激を受けました。
とても内容の濃い二日間を皆さんと過ごさせて頂きました。ありがとうございます！

mbedを使ったチームは3作品あったのですが、mbed賞として「クラウド相撲」を選ばさせて頂きました。 超キュートなクマのぬいぐるみの内蔵にmbed + application board を組み込み、加速度センサやアナログ入力を駆使して、クラウド経由で離れた対戦相手と戦うという斬新なアイディアでした。LEGOマインドストームやFourBeatも使用した贅沢仕様！企業賞をトリプル受賞されていました。おめでとうございます！

参加された皆さん、お疲れ様でした。

by （雪）