Toshihisa T / Mbed 2 deprecated GT511C3test

Test Program of GT-511C3 / GT-511C31 Fingerprint reader module.

Dependencies:   GT511C3 mbed

GT-511-C31 指紋スキャンモジュールを mbed で動かしてみる

年末に大阪日本橋にあるデジットに行くと，指紋スキャンモジュールを販売していました．

値段は少しお高め(三千円〜八千円超え)ですが，使えると色々と応用が出来そうなので，GT-511-C31を購入して mbed で動かしてみました．

/media/uploads/tosihisa/2014-01-03_23.43.55.jpg

使い方とか

このページにある GT511C3test をそのままプログラムとしてインポートして下さい．

クラスライブラリ化していますので，クラスライブラリを使う場合は，以下からインポートして下さい． ドキュメントが追いついていなくてすみません．テストプログラムを参考にして頂けたらと思います...

Import libraryGT511C3

Class library of fingerprint reader module "GT-511C3 / GT-511C31"

Last commit 03 Jan 2014 by Toshihisa T

テストプログラムでは，mbed と p28,p27 でシリアル通信します．Vin と GND はそのまま mbed の 3.3V と GND が使えます．

finger.Enroll(11,progress); この関数の呼び出しで，ID番号11番に指紋を登録します．同じ指紋を3回あてると登録できます．

その後，finger.Identify(); の呼び出しで指紋があたっていれば認識して，同じ指紋であればID番号11番を返すはずです． それ以外の指紋があたっていると -1 を返します．

注意点として，指紋の登録あるいは認識をする場合は，必ず CmosLed を点灯させて下さい．点灯させると指紋検出面が青く光ります．これが消灯していると，指紋の検出が出来ないようです．

雑感

指紋の認識は，感覚的にですが1秒ほどで認識します．10本の指それぞれで色々な角度であててみましたが，誤認識無く，登録した指紋があたるとIDが返ります．説明書によると，「違う指紋を同じ指紋として誤る確率：0.001%未満」と言うことなので，10万回に1回の確率で間違えそうですが，実用レベルだと感じます．

うまく使うと，mbed で生体認証チックな事ができそうですね．

/media/uploads/tosihisa/2014-01-03_23.44.18.jpg

指紋認証器モドキ(自動ログインのデモ)

これは，青mbed ではなく，lpclcd と指紋スキャンモジュールを組み合わせて，指紋認証器モドキを作って Mac に自動ログインするプロトタイプです．

lpclcd は mbed と同じように USBKeyboard の様に振る舞わせることが出来ますので，登録された指紋があたると，lpclcd で USBKeyboard::printf("パスワード\n"); を実行してあたかもパスワードがUSB Keyboard で打ち込まれたかの様に動作させています．

この指紋認証器モドキのメリットは，PCから見ればUSBキーボードの様に見えるので­，特別なドライバを必要としないことです．要するに「登録された指紋があたれば事前に­プログラムされた文字列を lpclcd が代わりにタイプしてくれる」だけです．

実用を考えた時，セキュリティ強度は 強くはないでしょう．このテストプログラムは，パスワードを生文字列で抱き込んでいる­ので，バイナリレベルで解析すればすぐに生文字列が分かってしまいます．なので指紋認­証器モドキです．

main.cpp@0:b11b455d4997, 2014-01-03 (annotated)

Committer:
tosihisa
Date:
Fri Jan 03 06:20:34 2014 +0000
Revision:
0:b11b455d4997
Child:
1:4a1be9379e92
1st Commit.

Who changed what in which revision?

UserRevisionLine numberNew contents of line
tosihisa 0:b11b455d4997 1 #include "mbed.h"
tosihisa 0:b11b455d4997 2 #include "GT511C3.h"
tosihisa 0:b11b455d4997 3
tosihisa 0:b11b455d4997 4 Serial debug(USBTX,USBRX);
tosihisa 0:b11b455d4997 5
tosihisa 0:b11b455d4997 6 DigitalOut myled(LED1);
tosihisa 0:b11b455d4997 7 GT511C3 finger(p28,p27);
tosihisa 0:b11b455d4997 8
tosihisa 0:b11b455d4997 9 int main() {
tosihisa 0:b11b455d4997 10 unsigned long Parameter;
tosihisa 0:b11b455d4997 11 unsigned short Response;
tosihisa 0:b11b455d4997 12 int sts = 0;
tosihisa 0:b11b455d4997 13
tosihisa 0:b11b455d4997 14 debug.format(8,Serial::None,1);
tosihisa 0:b11b455d4997 15 debug.baud(115200);
tosihisa 0:b11b455d4997 16
tosihisa 0:b11b455d4997 17 debug.printf("Init\n");
tosihisa 0:b11b455d4997 18 finger.Init();
tosihisa 0:b11b455d4997 19 debug.printf("Open\n");
tosihisa 0:b11b455d4997 20 finger.SendCommand(0,GT511C3::CMD_Open);
tosihisa 0:b11b455d4997 21 sts = finger.RecvResponse(&Parameter,&Response);
tosihisa 0:b11b455d4997 22 debug.printf("sts = %d,Response=0x%04x\n",sts,Response);
tosihisa 0:b11b455d4997 23
tosihisa 0:b11b455d4997 24 while(1) {
tosihisa 0:b11b455d4997 25 myled = 1;
tosihisa 0:b11b455d4997 26 wait(0.2);
tosihisa 0:b11b455d4997 27 myled = 0;
tosihisa 0:b11b455d4997 28 wait(0.2);
tosihisa 0:b11b455d4997 29 }
tosihisa 0:b11b455d4997 30 }