mbed SDK について

このノートブックは、mbed SDK の翻訳版です。

mbed ソフトウェア開発キット (SDK) は、数多くの開発者がプロジェクトを素早く構築するために作成された C/C++ マイクロコントローラソフトウェアプラットフォームです。 我々はスタートアップコード、C ラインタイム、ライブラリとペリフェラルAPIの開発に注力したので、開発者の皆さんは次の製品をスマートにコーディングすることのみに集中して下さい。

SDK は、寛容な Apache 2.0 ライセンスの元でライセンスされており、商用目的でも非商用目的のプロジェクトでも使用することが出来ます。

mbed SDK は、直感的で簡潔なハードウェアの抽象化を提供し、その上複雑なプロジェクトを構築するのに十分強力に設計されています。必要に応じて下回り部分までコーディングすることができ、低レベルのARM CMSIS APIに組み込まれています。RTOS、USBとネットワークライブラリに加えて、再利用可能な周辺モジュールライブラリの何百ものクックブックは mbed の開発者コミュニティによって SDK の上に構築されています。

Hello World!

スタートアップコード、Cライブラリのインテグレーション、ペリフェラルライブラリのチェックです。我々は、皆さんが要点に到達するのをサポートするために無茶苦茶頑張りました:

Import program

00001 #include "mbed.h"
00002 
00003 DigitalOut myled(LED1);
00004 
00005 int main() {
00006     while(1) {
00007         myled = 1;
00008         wait(0.2);
00009         myled = 0;
00010         wait(0.2);
00011     }
00012 }

ハイレベルなペリフェラル API

mbed SDK は、マイコンのコーディングに API ドリブンなアプローチを提供します。

我々は、異なる mbed Microcontrollers に向けてドライバ実装に多くの作業を行いましたので、もう皆さん自身で行う必要はありません。インタフェースは解放されているので、とにかく動きますよ!

直感的な抽象化オブジェクトと API コールを使用してコーディングすることができ、マイコンのハードウェアの詳細仕様を調べる必要はありません。"Hello World!" の様なサンプルコードでさえペリフェラルを使用しますが、それを知っていなくても使用することが出来ます。

これらがどのように動作するのかを幾つかのインターフェス例を参照してみて下さい: DigitalOut, AnalogIn, SPI, USBMouse, Timer, CAN

もし必要であれば、API をバイパスし、低レベルの Cortex Microcontroller Software Interface Standard (CMSIS) を使用してマイコンのハードウェアに直接アクセスすることが可能です。ほとんどのプロジェクトで問題無いかもしれませんが、特定の低レベルの制御を使用するときに必要になるかも知れません。

mbed C/C++ SDK API は、こちらを参照して下さい mbed Handbook

mbed SDK のコーディングスタイルについて知りたい場合は、mbed SDK coding style をご覧下さい。

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複数ターゲットのサポート

mbed SDK API で提供される抽象化は、mbed SDK でサポートされているターゲットの全てのマイコンでライブラリとサンプルコードが再利用可能になります。

現在サポートされているターゲット:

  • NXP LPC1768, Cortex-M3
  • NXP LPC11U24, Cortex-M0
  • Freescale KL25Z, Cortex-M0+

複数ツールチェインのサポート

mbed Compiler と SDK に関する我々の目標は、正しく動作し、一貫性のある安定した完全に統合された開発プラットフォームとすることです。これはプロトタイピングの場合は特に、生産性に役立ち、開発、コードの共有、および質問と他の開発者との答えに一貫性のコンテキストを提供することができます。

mbedのオンラインコンパイラと共に使用される C/C++ SDK は、他のポピュラーなARMマイクロコントローラツールチェーンのいくつかに対応しています!

もし、mbed Microcontrollers を使用するか mbed C/C++ SDK と他のツールを使用するか、過去にプロトタイピングした開発プロジェクトに移行するような場合は、mbed のプロジェクトを IDE からの右クリックして選択したツールチェイン用に export することが出来ます。

詳細については、ハンドブックページの Exporting to offline toolchains を参照して下さい。

オープンソース

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mbed SDK は、寛容な Apache 2.0 オープンソースライセンスの元でライセンスされています。

我々は、商用・非商用のプロジェクトの中で信頼と共にあなたのコードをオープンソースにしたくなければ公開の義務を含んでいないという我々が選んだライセンス形態で SDK が使用可能になるということを確かめてみたかったのです。他から再利用可能になるようにコードの共有および経験を促進している一方、私たちはそれを強制したくありません。また、寛大なライセンスは、私たちのユーザがオープン化のオプションを保持できるという自由を提供します。

もし mbed SDK の実装の深い部分に興味をお持ちであれば、こちらのドキュメント mbed library internals を参照して下さい。

また、ビルドされたものではなく mbed ライブラリのソースコードを使用することも可能です。

Import librarymbed-src

mbed library sources

もし 新しいターゲットに mbed SDK をポーティングする事 に興味をおもちであれば、この github レポジトリ の中の全てのオフィシャルな mbed ライブラリのソースコード、テストと ツール(ビルドとテストシステム、オフライン IDE への export) が使用可能です。

さらに

他の mbed プラットフォームと、mbed Explore もチェックしてみて下さい!


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